大阪府でエアコンの設置を承っております、エルシー電工の藤谷です。
先日、お客様より「リビングにエアコンを取付けたいけど場所はどこでもいいの?」とご質問を受けました。
家の中でもリビングは、家族が集まりエアコンをよく使用する場所でもありますよね。
実は、エアコンの冷暖房の効きは、設置する位置によって異なります。
そのため、運転効率を高める設置場所を理解し、取付けを行う必要があります。
では、具体的にどの場所に設置するのが良いのでしょうか?
今回は、リビングのエアコンの「適した設置場所」について紹介していきます。
運転効率が悪いと「電気代が高くなる」原因に
リビングのエアコンのように、使用時間の長いエアコンの運転効率が悪いと、無駄な電力を消費してしまい余計な電気代がかかってしまうことに……。
節約のためにも、設置する場所には十分気を付けましょう。
エアコンと室外機の「設置条件」
エアコンと室外機には、設置する際の条件が存在します。
この設置条件を満たしていないと、新しくエアコンを購入しても取付けを行うことができなくなってしまうため、事前に設置を予定している場所が条件を満たせるかどうかをチェックする必要があります。
それでは、どのような条件があるのかをチェックしていきましょう。
エアコン(室内機)の設置条件
▼配管穴よりも高い位置であること
設置条件のひとつは、エアコンを配管穴よりも高い位置に取付けるということです。
エアコンを配管穴よりも低い位置に設置してしまうと、エアコンで発生した水が逆流して水漏れが起こる原因となってしまいます。
▼エアコン専用のコンセントの近くであること
エアコンは、通常の家電とは違いエアコン専用のコンセントにつなぐ必要があります。
エアコンのケーブルの長さを事前に確認し、専用のコンセントに届く範囲での設置を考えましょう。
▼床から2.4m以内であること
床から2.4m以内に設置することも条件のひとつです。
高すぎる位置にエアコンを設置してしまうと、手入れがしにくく設置作業も難しくなります。
▼天井と壁との距離が50mm以上あること
エアコンの上部には、空気の吸い込み口があります。
そのため、設置の際には吸い込み口を塞がないように、天井と壁との距離を50mm以上にする必要があります。
▼火災報知機から1.5m以上離れていること
エアコンと火災報知器の位置が近いと、万が一の際に火災報知器が正常に作動しない場合ばあるため危険です。
そのため、火災報知器から1.5m以上離れた場所に取付けるようにしましょう。
室外機の設置条件
・安定した場所であること
・直射日光が当たらない場所であること
・風通しの良い場所であること
・振動や音が響きにくい場所であること
・前方や上方に障害物がないこと
・背面の壁や左右の幅を十分にとること
住宅の外に置く室外機の設置条件は、上記のとおりです。
エアコンの設置場所とともに、室外機を設置できる場所も忘れずに確認しておきましょう。
理想の設置場所
理想の設置場所は、エアコンから送られる風が広い範囲に届く位置です。
それでは、具体的におすすめな場所を見ていきましょう。
▼部屋の短辺
長方形のリビングの場合、壁の長辺ではなく部屋の「短辺」にエアコンを設置するようにしましょう。
そうすることで、部屋全体にエアコンからの風が届きやすくなります。
▼空気を十分に取り込める場所
近くに家具やカーテンレール、天井などの障害になるものがなく、エアコンが空気を十分に取り込める場所が適しています。
エアコンが空気を取り込む障害となるものがあると、十分な空気を取り込むことができず、運転効率が下がる原因となります。
▼室外機の近く
外に設置している室外機と近い位置に、エアコンを取付けることもおすすめです。
室外機と遠い場所にエアコンを設置してしまうと、その分配管が長くなるため運転効率が悪くなってしまいます。
エアコンの設置なら『エルシー電工』へ
エルシー電工では、エアコンの取付けや販売を行っております。
室内を快適な環境にするため、経験豊富なスタッフが丁寧に施工を行いますので初めての方でもご安心ください。
ぜひ、エアコンのことでお悩みの際はお気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
戸建て住宅にエアコンを設置する場合、壁に配管を通す穴をあける工事を行う必要があります。
そのため、事前に設置条件や適した設置場所を確認しておくことで、工事後の後悔することを防ぐことができます。
今回の記事が、読んでくれたあなたの快適な環境づくりのお手伝いになりましたら幸いです。
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